しかし今日一番切実に思ったのはだね…。

 上記エントリでDUCKに遅刻した件ですが、何駅か先での人身事故だったのですが、そのせいで後続の車両がのきなみ足止めを食らい、私が乗車していた車両は駅と駅との間のトンネル部分で停車してしまったのですよ。時間にして20分ほどでしたので長くはありませんでしたが、その間にはイーモバのPocketeWi-Fiがまず圏外になり、たまたま持ってきていたアドエスも圏外にあり、そしてiPhoneも圏外になったのはいうまでもありませんw ドコモやauの回線を持っていれば違ったかもしれませんが、3社の通信機能がことごとく止まってしまったのは、正直恐怖を感じましたね。どれだけ便利なモデムや面白い端末が出揃って来ても、実際の生活の中でまともな通信ができなければ、何のために何回線も持ってるのか分からなくなります。昨日のチリでの地震のこともあり、閉ざされた環境で自力で助けも呼べないなんて状況が起こってしまうのではないか、と嫌な想像をしながら20分を過ごしておりました。ガジェットを楽しむことは私も好きですのでそれはそれでいいと思う反面、インフラ整備にもっと力を入れていかないと、何のためにこうした道具があるのかが非常に危うくなってくると思います。地下やトンネルの中が通じないのは当たり前、山奥や僻地で電波が届かないのは当たり前、という固定観念がもし自分にもあるなら、それは大いに考え方を改める必要があるなと感じますし、通信というものを仕事にして従事されている方々には、人口カバー率がどうとか建前を掲げて現実逃避することなく、いっそう通信の質を高めて保持することを考えて欲しいなぁ、とほんとに切実に考えちゃいましたわ〜。