世界対応ケータイモニター

 先日発表されましたね〜。内容的にもいいなぁと思うし、かなり興味をそそられます。ただ何となく素直に受け入れられないのは、一時は国内専用端末しか作らなかったいきさつが気になるという事もありますが、多分に私の日頃からの個人的主観に原因があるのかもしれません(笑)
 まず、必ず新規契約でなければこの恩恵には預かれない、ということ。契約者数を増やす意図があるのは見え見えですし、新サービスに既存ユーザーはほったらかし、という毎度の図式も健在なわけです…(´д`)
 無料になる範囲は、海外で使用したSMS・MMS・ウェブだということで、モバイルデータ通信やPCサイトダイレクトは無料対象外になります。当然だろうということになるのでしょうが、海外での利用が無料と聞いて淡い期待をしているとすれば、気を引き締めてかかるべきでしょう(`・ω・´)
 そして上記の通信費用が無料になる条件として、海外で利用した同一月は必ず日本でも利用しなければならないということ。定期的に海外に出張や旅行をしたりする分にはバッチリなサービスですが、もしもの時に備えて一応モニター応募してみるという方や、中長期的に海外にいなければならない方は、ただ1回線増やしてしまうだけ(SBMはそこ狙ってると思います)になりかねないし、不測の事態で同一月に帰られずかえって高額な海外利用料金を支払わなければならない、という可能性も含むモニターであったりします…(((( ;゜д゜)))アワワワワ
 そうなる可能性はまれかもしれませんが、ではそもそもこのモニターはどういう利用者にメリットのあるものなのでしょうか?考える限りいわゆる普通に日本で携帯を使って生活をしているユーザー層は、一年にそう何度も海外に行くわけではありませんから、たいした恩恵を受けないでしょう。逆に主に海外を活躍の場にしているユーザーも、条件を守れなければ高額請求が待っていますから、安定したメリットを実感できるかどうか疑問です。となると思い付くのは、自然と月に一度か二度海外出張のあるビジネスマンには、高いメリットがありそうです。
 そうしたユーザー層を対象としたモニターで、SBMはどのようなサンプルデータを取ろうとしているのか、にわかに判明しない気がします。勝手に想像していいとすれば、あるいは今後法人向けに、海外で利用する際有利なサービスを提供することを検討しているのかもしれません。それが実現すれば、SBMは海外利用のメリットを売りに、大口顧客をゲトできるかもしれません。また個人ユーザーには益が少ないかもしれませんが、SBM携帯を海外利用した際の通信費を、将来的に値下げしてくれるつもりなのかもしれません。
 なんらかの条件が足かせになって損をする可能性も含みつつ、また将来的にどういうサービス提供を考えてのモニター募集なのか分かりませんが、きちんと利用条件を守っていれば、とても旨味のある内容だと思いますね。多少気にしすぎなのかもしれませんが、後で泣きを見るよりは、慎重な心構えで納得できる所まで考えておくほうが、私はいいと思っています(^^ゞ ただまあもっと日本での通信費を何とかすることに重点をおけよ、とはやっぱり思っちゃいます、テヘッ( ^▽^)凸
 今年は中国に行く機会をなるべく作ろうと思っていますので、私も申し込んでみようかな〜(゜▽、゜)←思うツボ