今日は技術担当の方とお話

 すっかり夜中になってしまいましたが、今日はソフトバンクの技術担当の方とお話しておりました。結論から言うと今日はたいした話にはなりませんでした。とりあえず分かったことは、デフォルトの状態のX02HTでは、初期状態にすでに存在しているSoftbankの設定(つまり新Open)で接続される、逆に何も手をつけなければそれ以外の接続につながるはずが無い、ということ。またアクセスインターネット(AI)に接続するためには、そのためのAI接続設定を追加すること、それをすることで初めてAIに接続することが出来る、逆に言えばAI接続の設定をしていないのに、AIにつながるということはありえない、ということで、そりゃそうだろうというお話でした。
 接続時の端末情報やアプリケーション名などがログとして残っていないか、という点については、技術担当さんは昨日の料金担当さんの発言に従うということで、原則それらの情報はやはり契約者本人にも提示できないとされました。ただ仮にそうした付加情報がいくら分かっても、どの接続設定でインターネットにつながったのかということとは、直接関係がないだろう、との見解でした。
 またこれは話の流れで、極端な話ですがインストールしたアプリケーションが接続を新規に作成あるいは既存の接続を書き換えてしまう可能性はあるということで、その場合はデフォルトのSoftbankという接続が、見た目には名称に変化は無いけれど中の設定記述が書き換わっていれば、いくらSoftbankを接続先として設定していても、異なる接続先につながってしまうということ。ただしSoftbank設定を書き換える内容がAI接続の内容と同じであれば、AIにつながる可能性はあいますが、それ以外の記述に書き換わったとしても、デバイス自体にソフトバンクが設けている接続先以外につながることはありえない、それはSIMロックの機構があれば当然だ、ということで、その点は了解できました。
 となれば、AI接続を実現させるには、1.自主的にAI接続の設定を追加する、2.何らかのアプリをインストールした際にアプリが既存の接続設定をAI設定と同じ内容のものに書き換えする、1.ないし2.がなされた上で、そうなっている接続先を優先的に接続するよう指定しておくとAI接続が成立することになり、AI接続実現はこれ以外に考えられない、ということでした。そのあたりも納得できる話ではありますが、私の主張するところはまず第一にAI設定をほどこしていないので1.は無いですし、これまでにインストールしてAI接続を強制的に構築するアプリが私のX02HTに入れられてもいないでしょうから2.もないでしょう。技術担当さんは接続設定を強制的に書き換えるアプリも存在する可能性を示唆しており、私もその可能性は否定しませんが、仮にそうだとしてそのようなアプリがなぜわざわざAI設定に書き換えなければならないのか、を考えればまったく理解できません。アプリ作者がアプリにそれを行わせるメリットがないでしょう。SIMロックのかかっていない端末であれば、接続先設定の内容が書き換えられるとその接続先に強制先につなげられることはあるでしょうから、アプリ提供者に有利な接続先に無理やりつなげさせられる可能性はあるでしょうけど、SIMロックがかかっているX02HTなら無理な話です。
 結局技術担当さんとの話で理解できたのはこのくらいのことで、AI設定を施してないはずなのにAI接続が確認されることについては、理由になるような話は聞くことができませんでしたし、技術面から私が活路を見出して料金面に影響できるような話は、残念ながら見出せませんでした。技術屋さんに料金のことでとやかく言うのも悪いなと思われる所です。ただSBM側としては、所有しているAI接続の情報を主張するのは当然ですし、私の手元にはそれを覆せるだけの情報はないですしね〜。いくら口頭でAI接続を行っていないとこちらが主張しても、それを実証する手段はこのままではない、ということになります。
 正直なところ、このまま議論を重ねるのはかなり疲れますね。妥協案も提示されていますので、ふんばりの弱い私はつい乗ってしまいそうです…(^^ゞ ただ接続の方法もだいたいわかり、やはり現状では覚えの無い請求だと思いますし、技術的に解決できないというのであれば、せめて請求されるAI料金を相殺できるほどの金額を返還してほしいです。でも、あんまり長引いたり、今提示されている妥協案以下の状況になってしまうのも、正直いやなものです。もし今回の請求劇に関して挫折したとしても、みなさん許してくださいね、ブクブク…orz