第5回 ケータイ国際フォーラムに行って来ました

 時間がありましたので、午後から京都で昨日と今日開催されていた、 「第5回 ケータイ国際フォーラム」をのぞきに行ってまいりました。詳しいことは各IT系サイトに掲載されると思いますので、ここではごく小規模かつ主観的なレポを行っておこうと思います。各IT系サイトの情報は以下をご参考下さい。

第5回 ケータイ国際フォーラム オフィシャルサイト
http://itbazaar-kyoto.com/forum/
 
【第5回 ケータイ国際フォーラム】ケータイWatch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/28263.html
 
早速展示されていた「905SH」――HSDPA携帯も、会場フォトリポートITmedia +D)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0603/16/news010.html

 
 なんといっても目玉は昨日発表されたばかりのシャープ製ワンセグ端末「905SH」ヽ(゜▽、゜)ノ!! と勇んで会場に向かったわけです。そしてシャープのブースで…

 ヽ(゜▽、゜)ノ…ヽ( ゜д゜ )ノ 展示はケース内のみで、実際には触れませんでした(ToT) とはいえまだ完成品ではなくても現物を目にすることが出来、幸せでした(^^♪ 左のオープン状態の2台は実際にワンセグ放送を受信しており、まだ関西はNHKだけらしいのですがキレイに映っていました。少しだけ中の人にお話を聞くと、GSM未対応なのはやはりワンセグが国内のみでの利用ということでの結果だそうで、その点は惜しまれます。また実際の投入時期の販売価格は、ドコモのP901iVあたりの価格よりもお求め安いラインを想定しているかも?ということらしいです(^^ゞ
 あとはVGA液晶搭載の「904SH」の実機が何台か置いてあり、こちらは手に触れることが出来ました。

 重さとしては「903SH」あたりよりも重めだと感じました。実際の重量は約151gだそうですので、一般的な携帯の重さから考えても重いです。VGA液晶以外に特に目立ったハード的追加はされていないと思いますが、店頭で購入を考えるにしてもちょっとすぐに手が出るタイプの携帯ではないかもしれません。

 閉じた状態では上面にサブ液晶が。右側の画像はVGA液晶で(たぶん)東京の路線図を表示したものです、待ち受け画面に設定されていたようです。画像もさることながら、実際の画面も正直細かすぎて見づらかったです(^^ゞ ただこれは画像ベースのものを見たからで、テキストベースの画面などを見れば確かにVGAらしい綺麗な画面になっていました。

 メニュー画面です。右側にメニューが表示されて上下スクロールで項目を選択するようになっていました。右側の画像は外部接続メニューです。Bluetoothももちろん搭載されています(^^♪

 とりあえず使えるみたいだったので、デバイス検索などやらせてみました。検索中の画面から、「902SH」と名称不明(結局なんだったのか分かりませんでしたが)の2つのデバイスを検出することが出来ました。まずまず良好です(^^) シャープのブースではここまで。「SL-C3200」を見てくるのを忘れてしまいました…ヽ( ゜д゜ )ノ 
 
 その他の携帯ブースもありましたが、今日のところは突出して目玉(あくまで主観)というものは無く、ぷらぷらしていました。ドコモのブースにも行きましたが、ここで目を引いたのはこいつ。

 CFタイプのFOMAカードを胸に挿すことで、FOMA端末からどこでも操作が出来るという「ROBONOVA-1」くん。デモンストレーションでは自分から横転したり、前のめりに転んでから自身で立ち上がるなど、非常に良くできていてしかも楽しいロボットでした。バッテリがあまり持たないということで、デモ以降に操作させていただくことはかないませんでした(笑) 「FOMA AVユニット」というFOMAカードスロットを持つパーツを搭載していると実現できるということで、この他にもすでに販売されている球体型ロボット「ロボリア」や、遠隔操作でペットの様子をチェックしたりエサを与えたりできる装置も展示されていました。こういうものを見せられると、まさにユビキタス社会に向かっているんだな〜という実感が沸きますね(^^♪

 コンセプトモデルですが、例のヨドバシAkibaでも展示されているらしい、イーモバイルの端末の出品もありました。

 これは「ワンセグメントブロードキャスティングモデル」と呼ばれるワンセグ対応モデルですね。「905SH」もいいですが、実際にこんなに薄くて軽そうな端末が持てる時代が来るのでしょうか。

 タッチパネルを搭載した「スリム&コンパクトモデル」。このあたりももうひとがんばりで実現されそうな感じです。
 
 おお、「マルチファンクション・モデル」ってやつですね(・∀・)!! 実際に手にとって変形させてみたかったですが、展示のみ。1台で画像のようなスタイルに全部変形できるのだから感動です(もちろんモックですよ)。まあ全開時にはちょっと使いづらそうな気もしますが^^;
 
 WILLCOMブースにも行きました。当然ながら京ぽん2W-ZERO3が多数展示されていました。この辺はわざわざ撮影してくることも無いと思ったのですが、

 ちょっと画像がまぶしいですが、W-ZERO3用のタフケースです。周りは当然ながらがっちりガードされていますが、液晶や5Wayボタンとその周りのアプリボタンに当たる面はやわらかいフィルムで覆われていたので、ここへのアクセスは容易です。ただしサイドにあるキーはいずれも使えず、ましてやスライドキーボードは全く無理です(笑) ケース裏面はマジックテープを張られたベルトがあり、付け外しは簡単に出来るようになっていましたので、海中などで使用する場面を想定したもののようです。右側は高度化PHS規格「W-OAM」のカードたちです。カードを挿入したノートPCもあり、実際の速度体験もできました。もちろん従来のAirH"の速度に比べればずいぶん速いブラウジングが体感できましたね。
 京ぽん2の前に立っていると中の人に声をかけられたので、使っていますよと応えて少しお話させていただきました。ミュージックプレーヤーを勧められましたのですでに購入しましたと言いましたが、愛ちゃんの着声を聴かせてくるのは忘れました(笑) それとBluetoothの使い勝手についてもお話させていただき、実際にぽん2とLOOX720を接続させるところをお見せしたりもしました。待ち受け時間の問題や通信接続と同時に待ち受けも切れてしまう事、Bluetoothヘッドフォンで音楽が聴けないといったことについてはユーザーとして改善を望んでいます、ということはお伝えしてきました。効果があるかは分かりませんが(笑)、派遣の説明員ではなくちゃんと中の人だったので少しは意見が上がるかもしれません(^^ゞ JAVAに関してはもう内蔵メモリの関係上搭載は無理だとおっしゃっていました。
 
 あとは個人的に引かれましたが、中国からの出展も何件かありました。

 一企業ということではなかったですが、北京のシリコンバレー・中関村と、天津の「天津経済技術開発区」いわゆる「TEDA」のブースがありました。日本の各ブースに比べるといまいち活気がありませんでしたが、だいたいこんな感じなのでしょうか?

 こちらは「大唐移動」(ダタンモバイル)。中国では3G規格「TD-SCDMA」の携帯端末にテレビ通話機能を搭載することに成功したとのことでしたが、さすがに実際のデモンストレーションはなく、10台ほどの端末が展示されていたのをケース越しに見るだけでした。もっとアップの画像を撮影してくればよかったです。こうした海外のモバイル端末も実際に手に触れて体験できるような環境が用意されればまた楽しいでしょうねぇ。
 
 という感じで足早でしたが、限られた数時間でいろいろと楽しいものを見て回れてけっこう満足な時間でした(^^) 基本的に企業を相手にしているところもあるので、私服でのぞきに行ってしかも畑違いの素人ですから、よく相手してくださったと有難いかぎりです。近くは「905SH」のようなさらに高性能な端末に期待し、遠くには5年10年というスタンスでの今後の通信技術の発展や夢のあるデバイスにめぐり合えることを夢見ることが出来た、そんな時間を得られたように思います(^^♪
 
 最後に言っておきますが、ブースのコスチュームオネイサンはさすがに声をかけるのが恥ずかしくて撮影してこなかったですよ…(;o;)!!