LOOX720のケース

loox720_case


 PDAを購入する際決め手となるのは、マシンそのものの性能やそれに対する購入者のこだわりが大部分を占めると思いますが、周辺機器の充実度も見逃せない要素であることは誰もが疑わないでしょう。

 LOOX720、というよりPocketLOOXシリーズは、日本にしても海外にしても周辺機器の充実度はもっとも低いといえます。純正オプションを除けば、LOOX720オプションで現在購入できるものは、

  1. miniSync for your Fujitsu Pocket LOOX 720
  2. ClearTouch for Fujitsu Pocket LOOX 720
  3. Piel Frama ケース

 といったものが挙げられます。このうち miniSync は、Firstloox.org ですでに不具合が報告され、また私の方でも他社製シンクケーブルを購入するも、充電はできてもシンクできないという状態となっており、事実上サードパーティ製シンクケーブルはない状態です。

 ケースは有名な Piel Frama 社 が発売してくれており、もちろん商品の質は保証されていますが、私はケースというのは、できればフタなどがなく気軽にPDAを入れられ、いくら汚しても構わないようなものが欲しいと思っています。

 私がLOOX720を選んだ理由は日記開始後に述べましたが、全部入りで何でも好きなことができそうなマシンであるのが大きいです。ですのでオプションは二の次だったのですが、改めて考えるとやはり使い勝手をよくしてくれるものは大いに越したことはありません。この辺は iPAQ や AximX50、Genio は大変充実していますから、そちらを選択するべきかなと思わされることもあります。

 ということで今日の写真は、自作でケースを作ってみました(^^ゞ じつは先週1週間ほど素人ながら図面など書いたりして試行錯誤していたのですが、実行段階でずいぶん支障が出て(ケースの素材が大きな問題)、結局書いたものとはぜんぜん違うものを作りました(~_~;)

 これもまだ試作段階でお見せするのも恥ずかしいのですが、ケースのコンセプトとしては、必要最低限な部分が保護でき、液晶と常時使用するボタンが露出し、スタイラス取り出しとイヤホンジャックは使いやすく開けておき、安くて使いつぶしても気にならないもの、という感じです。ですので強度ほぼゼロ。素材は全体は20cmcx20cmのメガネクリーナで覆い、必要な箇所を切り取って穴を開け、切り口は手芸用のリボンを万能ボンドで貼り付けただけです。全部100円ショップで入手してます、ボンドは家にあるものを使ってますので、クリーナとリボンで210円です(*^_^*)

 まあ胸ポケットなどに入れて気軽に使え、少々こすっても傷がつかないようなものにできればOKなので、試作品としてはこんなものでしょう。製作時間もボンドの乾く時間を考慮しても、1日かければ十分作れます。要領は分かりましたので、しばらく使ってみてから、暇とより扱いやすい素材を見つけられたら2号機を作ってみたいと思います(^^)v