テレビを見てるだけで辛くなる…

 11日からの東北地方太平洋沖地震に関する報道を連日見ておりますが、その被害の甚大さや被災者の方々の悲痛な声を見ていると、胸が苦しくなりいたたまれなくなります。阪神淡路大震災を経験して被災地の無残な情景はいまなお記憶から消えないものですが、今回は観測史上最大規模の地震であり、それだけにとどまらず更なる津波原発事故などによる災害と、本当に未曾有の震災になってしまいました。現在は自衛隊の隊員達や警察・消防、海外からもレスキューチームが総動員で救助活動を行ってくれていますが、被害の全容は未だもって把握できない状況のようで、自然とはかくも恐ろしい姿を人に見せるものなのかと、えも言われぬ恐怖や罪悪感を感じてしまいます。
 私の友人でも都内や千葉に住んでいる人がおり、地震当日にメールで連絡を取って無事だとの返事に安堵したものの、交通の乱れや電力や物資の不足などでまだまだ心配しますし、友人の一人は仙台に実家があり、幸いにもご家族全員が無事だったそうですが、それでも地震直後から連絡が取れず、しばらくは家族からの連絡を待つしかなかったそうで、無事が確認できた時はどれほど安堵されたかしれません。自分の母親や妹、小さな姪っ子がもし同じような形で被災していたら、そんなことを想像すると胸が張り裂けそうになります。勤め先の大学でも被災している学生やそのご家族がいないか、本当に心配です。心配するしかない状況にはがゆさも感じます。この離れた京都からでも、今でも義援金などで力になれることがありますし、自分なりにできる応援はしていきたいです。
(追記)
 わずかですがはてなポイント義援金を送らせて頂きました。