Σ(゜Д゜;エーッ!! 閉店すんの?!

 ローカルネタではありますが、四条河原町にある阪急百貨店が、秋頃をめどに閉店するそうです。

阪急百は京都・河原町店を閉店へ 高島屋との統合に備え、今秋に
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100128/bsd1001281447014-n1.htm

 河原町には高島屋や大丸といった老舗百貨店が集まっていますが、近年の大都市での百貨店整理とも言える淘汰が、京の町にも本格的に及んできたということでしょうか。個人的な印象では、私が大阪で育っているから余計に感じるのかもしれませんが、基本的に京都の商人は総じて商売っ気が弱く、保守的な姿勢でいるように感じます。百貨店競争の波が押し寄せていたのを肌で感じてはいたと思いますが、それに適応していくすべは養われていなかったのではないかと想像しています。また阪急百貨店自体については、私はほとんど買い物をする場所として利用したことがありません、レストラン街などは時々利用しましたが、それ以外の商品の揃え方などは、私自身の興味ある方向とは違っていたように思います。その点は道を挟んだ西側の対面にある高島屋の方が催し物も盛んだったり地下のスイーツも豊富で、いまひとつ阪急百貨店にはコレといった特徴が感じられず、自然と敬遠していたかもしれません。
 立地条件はとてもよいところです。誰しも河原町で待ち合わせと言えば、「阪急前」ですぐ分かるほど良く利用されていたのが百貨店の1階入り口のあの場所。この待ち合わせで際限なく往来する人々に着目すれば、いくらでも集客のチャンスが目の前に転がっていたにもかかわらず、閉店せざるを得ないというのは、経営陣の怠慢もかなりあったのではないかな?と勝手ながら想像してしまいます。いずれにしても非常にもったいないことだと思いますね。閉店後は高島屋経営統合するということで、大きくイメージを変えるのではないかと思います。どのように変わるかは分かりませんが、慣れ親しんだ「阪急前」がなくなってしまうのは、私を含めた京都に住む人たちにとって寂しいことになりますね…。