「白い春」最終回

 いいドラマだったんだけどな〜。最後がなぁ〜…
 残り約15分で冷めた(´・ω・`) 最後に悲劇が待っていそうなのは先週あたりから感じてはいたものの、そしておじさんの結末も1つのラストとしてはアリだと思うけど、かなりリアリティを求めるドラマだっただけに、墓地以降のシーンは興冷めしてしまいました。それにその後のパン屋で、サチがやたらとおじさんの絵を描きまくって、みんなもそれをほめては店中に貼りまくってましたけど、正直ワタシは感動を呼ぶどころか、「さっちゃんいったいどうしたんだ!?(;゚Д゚)」って思うくらい異様な情景に見えてしまいました。まるでおじさんを失ってトラウマでも抱えたかのようで、無邪気すぎるような笑顔でおじさんばかり描いている姿に、心を病んでしまったのかと思ってしまい、背筋に寒気を覚えてしまいました。さちがこれからどんな大人になっていくのか、ちょっと心配になってます…( ゜д゜ )
 その15分をのぞけばいいドラマだったと思います、かなり涙腺緩まされましたので…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚  おじさんは因果応報ってことでああいうラストを迎えるのは悪くないというか、さちと幸せな未来を迎えられるというラストを描けないなら、これ以上によいラストはなかなか思い浮かばない気がします、少なくともおじさんがこのラストを受け入れているんだろうと思えるのでワタシも受け入れる、という心境です。仮にパン屋が犠牲になるのもすっきりしない終わり方だったと思いますし、あいまいな親子関係を続けて濁して終わるのも、スペシャルとか続編とかを期待させる商業ベース的なきな臭さを感じますし、残り15分をのぞけば名ドラマだったいうのが感想ですね。1つ自分なりに脚本が出せるとすれば、この運命の日におじさんはパン屋に呼ばれていなければパン屋が亡くなっていたでしょう、そのことを知らないままおじさんは10年を過ごす、大人になったさちと再会してあの日のことを知り、自分の犠牲になったパン屋の意志を継ぐ形でさちとその後の人生を過ごしていく、そんなのもアリかなと思いましたが、それだとさちのキャラクターが大橋のぞみちゃんでは無くなってしまいますので、描き方が難しくなりそうです。これが春男とさちの運命だったんだろう、と納得しました。
 「白い春」を見ている間にワタシもおじさんになりましたので、立場はかなり違うものの春男に感情移入していたようにも思います。オレも姪っ子に「おじさん(*´∀`)」とか言われてぇ〜(≧∇≦)ゞ
 それにしても、DVD-BOXに付いてくる「しゃべるおじさんストラップ」がたまらなくホシス…w