裁判員になったらロサと出会えるのか…o( ゜д゜ )つ

 裁判員制度ドラマ「サマヨイザクラ」見てました。最後の数十分まではドキドキしながらみていましたが、被告のアリバイに関わる発見があった以降はよくあるサスペンスドラマって感じになってしまいましたね。というか演出にとって都合が良すぎる展開で、別に裁判員制度を題材にしなくてもよかったような話になってしまったように思いました。みんな事件に振り回されていたのではなく、全てを知っているのに一人黙って悲劇のヒロインぶってる娘に翻弄されてただけに見えてしまいますね。個人的には裁判員になる苦悩とか不安とか判決に関わる重責、判決が下って以降の裁判員の心の変化などまで踏み込んで欲しかったです。責任の重さに耐えられずに心を病むような人も出てくるだろうと想像していますが、制度が始まったばかりでそんなところまで描いてしまうと、制度に対する印象にも響くんでしょうかね?そこまで踏み込んで描けるのはもっと制度が普及した数年後にようやくかなうことなのかもしれません。