ダブルオー最終回

 昨日の話になりますが、セカンドシーズンもラストを迎えましたね。
 結末としてはそんなに悪い着地はしなかったかな、と思いますが、結局イオリア計画というのはなんだったのかな?という感じです。劇中では人類の意思統一をはかり来たるべき対話の準備をさせること、が大きな柱のようでしたが、まず根本からしてう〜んと思いますね。来たるべき対話の相手ってどこにいるんですか?いつやってくるのですか?って話で、具体的な対話の相手と言うのは結局示されていません。このままで終わられても正直イオリアの先走った妄想のせいで、人類はムダに戦いを強いられたなという印象しか残らないですね。
 刹那もイノベイターとして革新しながらも、ソレスタルビーイングに居残って影から人類の行く末を見守るみたいなことで、それで何が変わったの?という感想です。刹那の中での「変わらなければならない」というのは何だったのか、戦いを捨てた人生を送ることだったのか、そもそもイノベイターに革新したというのはどんな意味があるのか、おそらくまともに語られていませんので、革新した刹那がこれから示すべき道と言うのもあるのだろうと思いますが、それがソレスタルビーイングとして存在しつづけることと同義なのか?とかんぐってしまいます。つかイノベイターって具体的にどういうこと?人類からどこがどう変わって何ができるの?、という感じでさっぱり分かりません(笑)
 リボンズやアニューもきっとまだ生きているんですよね?ティエリアやリジェネが(ヴェーダの一部として)生きているくらいですから。イノベイドの存在が謎過ぎます。リボンズがイノベイドから進化した存在という設定もありますが、劇中ではその能力がどのように発揮されていたのかよく分かりませんでした。上位種だと言うのは語られていましたが、それはあくまでイノベイドのランクとしての話でしょうし、それを超えた存在としての能力は、正直描かれていないと思います。第一イノベイドを作り出す技術を持っていたなら、普通に社会に提供して普通に貢献しろよって感じです。個人的には、早くアニューの肉体を再生してライルと会わせてやればいいのに、と思ったりもします(笑)
 まさか最後にエクシア(R2ってなんの略?)が復活するとは…。ソレスタルビーイングがそんなにエクシアびいきだったとも思えないのですが、ファーストシーズンの他のガンダムは再生されてないですし、エクシアだけ作り直すのはけっこう妙な演出ですよね。設定的にはダブルオーが破壊されたあとどうしようかと悩んで、とってつけたように用意されたシナリオでの登場と言う感じがしますので、すごく不自然に感じています。これだけダブルオーガンダムを持ち上げておいて、ラストはエクシアに座を譲る形になりましたが、まるでエルガイムのラストを思い出させる内容でしたね(笑)
 オリジナルのGNドライブは今何機残っているのでしょう?少なくともオーガンダムに搭載されたものはエクシアのGNソードに貫かれて破壊されたように見えますし、セラフィムのドライブもリボンズキャノンに撃ちぬかれた際に爆発したようにも見えます。残る他の3機くらいは残っているのかな?今後作られる新しいガンダムがどうなるかにも関わってきますし、気になります。まさかあの状態で5機とも残っているとは思えませんが、なんだかんだ言ってオリジナルのGNドライブってどんな事になっても生き残ってますからね、あなどれません(笑)
 そんなこんなで語られなかった部分については劇場版で、ということになるようですが、来たるべき対話の相手は具体的に描かれるのでしょうか?もしかしたらガンダム史上初の地球外生命体が出てくることになるかもしれませんね?(笑)あらたなガンダムも出てくるでしょうし、どのような内容で製作されるのか、楽しみな部分もありますね。きっと観に行くと思います(笑)
 眠いので今日はこんな感じで…o(_ _*)o