「風のガーデン」最終回

 これからです〜。タオル持参でテレビの前に待機中…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
(見終わった)
 おおむねいいドラマでした。終盤の貞美の病床のシーンは真に迫るものがありましたね。もちろん実際の病人はあんなに肉付きが良くないですし顔色も良くないですが、役作りで減量に苦慮したという話を聞きますし、ドラマとしては頑張っていたと思います。惜しむらくは亡くなるシーンが無かったこと。テロップのみで済まされてしまいましたが、病床のシーンから以降、家族に最後の戦いを見せてくれるだろうとかなり高まっていただけに、肝心なシーンが省かれてしまったような気がして、その点は残念です。このあたりはフジテレビ系のドラマらしく、リアリティーをあまり追求しない風潮があるのかもしれません。また余計なお世話ですが、永眠のテロップの中で「享年 46才」とありましたが、享年を示す場合は「〜才」は書きません、「享年46」が常識です。
 個人的には亡父と貞美が非常にオーバーラップして、見入らずにはいられないストーリーでした。亡父は娘(私の妹)の花嫁姿を見ずに逝ってしまいました。貞美のように嘘でも娘の父としてバージンロードを歩けたのは、本当に幸せだっただろうと思います。亡父にもそんな幸せを味わってから逝って欲しかったです、何もそんなに急いで逝くことも無かったでしょうにね…。
 こういう思い入れがありすぎるドラマは、もう1度見直したり再放送を見たりするのがなかなか気分的にできないかもしれませんが、私にとってはまさにツボなドラマでした。