東芝 NB100

 国内初のNetbookとして、東芝から「NB100」が発表されました。10月末にはリリースされる見込みです。

東芝、同社初のネットブック「NB100」(PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0929/toshiba1.htm

 ようやく日本のメーカーからも、というのは誰もが思うところですが、すでに海外では発表されていた機種ですので、それほど驚きはないかもしれません。ただ富士通のように海外で発表されているものがいまだに国内では話が出てこない(シーメンスだから仕方ないですが)ことや、SONYがこれから重い腰を上げ始めたことに比べれば、早い対応をしたのではないかと思います。
 スペック的にはAtomベースのNetbookと大きな差は見られませんが、あえて競合する機種を挙げるとすれば、ストレージはSSDタイプではなくHDDですので、同じようにHDDを搭載している「Aspire one」や「MSI Wind」あたりになるのでしょうか。Wi-FiBluetooth、USB2.0x3にステレオスピーカといった仕様はなかなか食指を動かされるものがありますが、個人的にマイナス点を挙げるとすればキーボード。画像から察するに「EeePC」や工人舎SH・SR・SXシリーズと同じものを使っているようです。SR8持ちですのでこのキーボードは嫌いではありませんが、実際に打ち比べした感じでは「MSI Wind」や「HP 2133」あたりのキーボードの方が打ちやすかったので、そちらの方につい目が向いてしまいます。それとメモリの最大容量が1GBまでという点。メモリスロットは1つあるようなので交換は可能らしいのですが、2GBが認識するのかどうかは不明です。ついでに価格も74800円とかなり強気ですねw
 それでも国内メーカーとして、すでに確立している市場にどこまで食い込んでこれるのかは、期待したい所ですね(^^ゞ 個人的には本当に期待しているのは、今こそLibrettoシリーズ復活!なのですが…^^;