WILLCOM 03

 本日発表でしたね。

ウィルコムワンセグ対応のスマートフォンWILLCOM 03」(ケータイWatch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40019.html

 けっこう好みのデザインが来た感じです、小型化もされてようやく普通の「ケータイ」と認識できるようなものになったように思います。まあ普通のケータイっていう表現も妙なものです。個々人で追い求めるケータイのデザインと言うのは異なると思いますが、私の中でのケータイの標準的なデザインは、やはり日本のケータイなんですよね、しかも特に折りたたみでテンキーのやつ。今回のはスライド式なので、東芝や三菱などがよく出していたものに近い気がしますし、その辺のデザインの近似性が、私には受容できる点ではないかと思っています。
 Bluetoothもようやく載せてきた(DUNは微妙なようですが)ことで、うれしい反面もっと早くからそうしてくれていれば、ユーザーの評価も違ってきただろうなと残念に思うところもあります。細かい検証はすでに多くの方が比較等されていますので、私も参考にさせていただいておりますが、「イルミネーションタッチ」は特に気になります。アイデアは優れていると思いますが、好みは明確に分かれるタイプの機能でしょうね。個人的には新しい物好きですのでこの手のものは嫌いではありません、操作性がよければアリだと思います。AtokをやめてShoinにしたのは、単にシャープがらみでチューニングがスムーズにできたり予算的に楽だからという気もします(笑)
 03も気になりますが、「次世代PHS」なる「WILLCOM CORE」も気になるところです。上下それぞれ最大100Mbps以上、新幹線でもブロードバンド環境が実現できるというのは、期待が高まるニュースです。もっとも2010年以降、既存の大手キャリアのSIMフリー化の可能性大や4G到来などを思うと、その路線と交わることのないPHSがどこまでがんばる事ができるのか、という点を考えずにはいられません。ワンセグも付き将来的にはFelica搭載も発表されていますが、いわゆるケータイに近い進化をしていくことが、PHS事業にとって幸福なのかどうか、あくまで1ユーザーにすぎないながらも気になっていたりします。