バッテリをセーブできるか?

 モバイルマシンにとってはバッテリの持ち時間はけっこう重要で、Vistaは省電力モードに設定できたりすることで、多少自分の意思でコントロールできますが、他にも何か導入できるものが無いかと探してみると、こういう省電力アプリが出ていたんですね。

Vista搭載ノートPCのバッテリー駆動時間を延ばす「Vista Battery Saver」(窓の杜
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/10/18/batterysaver.html

 これは使えるかも?と上記リンク先からダウンロードし、導入してみました。インストールした時点ではどこにあるのか分かりませんが、[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]に「Vista Battery Saver」がありますので、そこから起動し、「Start Battery Saver when Windows starts」にチェックが入っていれば、次回以降から起動時に自動で立ち上がります(チェックは最初から入っていたかと思いますが忘れた)。

 実はSR8で設定画面を表示させると、ウィンドウが縦解像度600以上になっているので、項目をすべて表示させるにはそのつどROTATIONさせたりしないといけなかったり(笑)
 主にコントロールできるのは、ACアダプタ/バッテリのそれぞれの駆動時に、Vistaの新機能である「Windows Aero」と「サイドバー」の動作をどうするのか、任意に設定できます。「Aero」は稼動時には1〜4%ほど余計にバッテリーを消費することが認められているそうで、また「サイドバー」も常駐アプリと言うことでCPU使用率に影響しひいてはバッテリの持ち時間にも関わるとのことで、この2つを例えばACアダプタ時にはフル稼働、バッテリ駆動時には無効、というように、電源状態によってどのように動作させるのかをユーザー側でコントロールできます。項目はすべて英語なのですが、ちょっとがんばれば読めるようになると思いますので、それほど導入には問題は無いと思います。ちなみにVistaを再起動後に自動で起動した場合は、下のタスクバーに出てきよります。

 このアプリ自体は常駐するものの、CPU使用率は0%、メモリは5.5MBほど消費するとのことですが、導入しないよりはした方がバッテリ駆動時にはやさしい使い方ができるようです。
 最初から「Aero」も「サイドバー」も無効にしている人にはほとんど意味の無いアプリかと思いますが、普段はいずれもフル稼働させているけれども省電力には気を使うような場合には、導入しておくことで安心感は得られるかと思いますし、私などは無精ですので必要な環境を自動で作ってくれるようなこのアプリは歓迎で、以後は導入していこうと思っています。これである程度バッテリをセーブできるとうれしいのですが(^^ゞ