うちに911Tがいますね

 そんなわけで、Treo650に続いて911Tも来ています、これはさすがの平野館長も未確認情報のはず(笑) 色は以前モックを触った時から決めていた赤、他の色もいいのだろうと思いましたが、私個人はこの色しか目に入りませんでした。あ、赤いですが入手したのは白ロムです(笑)

 個人的には東芝製はJフォン時代にJ-T05やJ-T51を使っていましたので、メーカー的にいいイメージがあります。レポの中身にはすでに実現している機能の話もあるかと思いますが、そこは最近は使っていなかったということでご容赦を。またスライド式は初めて持つので最初は使い慣れない感触でしたが、徐々に慣れつつあります。ただストレートとも折りたたみとも持ち具合やバランスが違うので、時々落としそうな不安に駆られます(^^ゞ
 スペック的には申し分ないですね。メインで使っていた904SHと比べて液晶も広くなりましたし、HSDPA対応だけあってネットやダウンロードも速いです、赤いだけあって最低でも3倍は速く感じます(笑) 
 操作感については、テンキーの押下感が確かにあまりありません。感覚で言えば705SHのようなキータッチに近いかもしれません。かといって軽いタッチでは押し切れません。またスライド式であるということもあって、握り具合によっては親指でキーを押しても指圧を裏側からうまく相殺できるような位置に他の指を持ってこれない場合もあるので、人によってはストレスを感じる点かもしれません。ただあくまで私の使用感からですが、しばらく使っているとだんだんキーにクセがついてくるというか、深く押せるようにこなれてくる感じがします。タッチ感という意味ではなく、ハード的にキーの下がり方が深くなっていくように思います。まあそういう作りだとすれば多少問題はあるかもしれませんが^^; ただこれは店頭のモックでもそうでしたが、同じモックでも初期に触った時と最近触った時とでは、押せる深さが違ってきていたように思いました。ですのであきらめずにしばらく使い続けて、そのレベルまで持っていければ、気にならなくなるかもしれません(^^ゞ
 ハードの作りとしてもかなりの完成度があると思います。テンキー以外に押しにくいキーというのもありませんし、個体差によってはメモリーカードのカバーがゆるいという話も聞きますが、私のはそういった症状は見られません。ただmicroSDの抜き差しは固いです、特に抜く時には引っ掛かりがあるのは結構強く引っ張り出さないと抜けません。あまり抜き差ししない方が無難でしょうが、BluetoothFTPに対応しているので、母艦にBluetoothがあれば無理に抜き差ししなくてもある程度のデータの送受信は問題なくできるように思います。
 カメラは904SHに比べたらやはり物足りない部分はあります。昨日のマクドのエントリでは1枚目は904SHで、2枚目のエビちゃん911Tで撮影していますが、911Tの方は赤みがあまり出ません。設定には赤みを出すモードもあるのですが、904SHほどの色合いは出ないようです。もちろん室内での撮影ですのでこの辺は設定次第で向上できるとも思います。904SHよりもいい点は、光の入り具合で全体の色合いまで影響されないところです。例えば904SHの場合、撮影する画像の範囲に赤色とか青色とか、特定の色があるかないかによって全体的な色の濃淡が変わってしまうことがあるのですが、911Tではそうした影響はあまり受けずに撮影できます。ただソフトウェアの作りはもう少し工夫があればと思いますね。メーカーサイドは各種記事でもカメラには手をかけたとしていますが、確かにかなり作りこまれていると思いますが、例えば撮影したい画像サイズを変更する場合、閉じた状態からだとメニューから変更するたびに指定しなおさなければならず、物理的なキー操作で変更する場合はテンキーをスライドさせて[9]を押すことになり、操作にひと手間かかります。他にもテンキーに割り当てられている操作が色々ありますので、このあたりはキーカスタマイズで自由に変更できる仕様であればよかったかな、と思います。またオートフォーカスが搭載されていますが、サイドキーを使う場合は半押しでフォーカス⇒押し込んで撮影、ということが可能ですが、十字キーあたりのパネルで操作すると、まず[文字]キーでいったんフォーカスを当てて、その後[OK]キーを押して撮影、という流れになり、せっかくフォーカスが決まっても押すキーを変えて撮影するというのは、ちょっとやりにくいです。ちなみに[OK]キーを押せばいきなりフォーカス無しで撮影します。904SHでも以前使っていたauのW21CAIIでも、[OK]キーを押せば自動でフォーカス⇒撮影を行ってくれますので、この手間はできれば省いて欲しかったです。
 ワンセグの受信感度は悪くないと思います。私の京都の自宅ではNHKしか受信できず、窓際までいくとようやく他の民放も映るという状態ですので、実は905SHよりも屋内での受信チャンネル数は劣るのですが、視聴する分には905SHよりも画質はなめらかで受信レベルも高いと思います。
 ソフト的にもかなりいい感じです。ショートカットによる擬似(?)マルチタスクはすごく使い勝手がいいですね。ネットしながら途中で受信したメールを読み、またネットに戻れるとかいうのはラクチンです(^^♪ またメールの振り分け機能も優秀です。たとえば904SH905SHでは1人のアドレス帳に3つのメアドがあっても、それぞれを振り分け設定で登録する必要があり、しかも1フォルダあたりの登録上限が20までとなっているのでかなり困り者でしたが、911Tではアドレス帳をまるごと登録できたり、グループごとに登録できるので、一括で多くの振り分けを行うことができるので、SHARP製端末に比べれば格段に使い勝手が良いです。それと音楽再生機能もいいですね。これもSHARP製だと特定のアルバムだけを再生しようと思うと専用のプレイリストを作らなければうまく割り振れなかったですが、フォルダごとの再生機能があるので扱いやすいです。ただこれはバッテリの問題でもありますが、ベンチなど測ったわけではありませんが再生時間はあまり長くはありません。昨晩音楽を聞きながらウェブをしていたら、すでに残量が減っていたせいもありますが2時間程度でメモリが2に下がってしまいました。音質自体は過不足ないのでプレイヤーとしても有用ですし、頻繁に使う場合は予備バッテリや外部バッテリを用意するべきだと思います。
 他に気に入っている点は、サイドキーでHOLDしている状態でテンキーをスライドさせると、その間はHOLDが解除されてメールチェックなどができる点です。スライドを閉じればまたHOLDがかかりますので、いちいちHOLDを繰りかえさなくてもちょっとした操作がすぐに行え重宝します。
 他にチト困る点としては、半角空白が使えないことです。私のよく使用する顔文字には半角空白が欠かせないものもあり、例えば「(・∀・)σ マクドよ〜し!!」の「σ」と「マ」の間にはそれが入ってるのがデフォ(なのか?)ですが、これができないので、単語登録しても半角空白は無視されますし、登録手順によっては不正な文字として扱われ単語登録自体を拒否されます。まあこのくらいの事は、だからなんやねん?というレベルの事かもしれませんが、わざわざ半角空白が使えないようにしているというのはなんとも違和感があったり…(´・∀・`)イイジャンイイジャン
 あとは、やはりくーまんですか(笑) これについては購入の動機には入っていませんでしたが、待ち受けに設定していつも画面上をうろうろさせているとだんだんと愛着が沸いてきて、予定なども前日から逐一教えてくれるので助かってます(^^ゞ ここ数日は東芝のサイトから着替えや部屋のデータをダウンロードしたりして、くーまんのために揃えてあげたくなってしまってます(笑)
 最後にこれは妄想です(笑)が、オクなどで手に入るダミーSIMを挿して起動させると、最近のSBM(910SH以降のSHARP製端末とか)の対策に漏れず、SIMがあってもネットワーク調整をしないとワンセグのみならずカメラも(Bluetoothもだったかな?)起動できないようですね。こういう点はSIMロックとともに惜しまれる問題だと思います。契約を切った時点で電話機として使えないというのはまだ分からないでもないとしても、端末固有の機能まで殺してしまっては新スパボを最低割賦(980円とか)で利用しているユーザーですら、建前上は本体に対して代金を支払っている(厳密にはそれをSBMが月額使用料金に対して割賦負担してるんでしたっけ?)わけですから、契約を解除しても端末の機能は何らかの形で使えるようにしてほしいですね。その点はイー・モバイルも同様です。プログラムを追加してもいいと思いますし、専用のSIMカードを入れてauICカードのように特定端末情報を登録するという形で専用SIMを提供してくれてもいいです。SBMが端末を作る技術に大きな費用がかかるといい、実際販売する端末代を高額にすると言うのであればそれもいいですが、その高額な端末の価値を壊れて使えなくなるまで活用したいと思うユーザーもいるはずですので、自社で販売したものに対しては、最後まで面倒を見るくらいのつもりでいて欲しいものです。
 そんな感じで結構書いてしまいましたが、活用法はユーザーでも考え出すべき点はあるものの、カナーリ(・∀・)イイ!!端末であることは間違いないですね。LOOX溺愛ユーザーな私のように「全部入り」が好きな者にはたまらんです…(ノ´∀`*)
 残る問題は、また実家にどうやってカミングアウトするかでつ…ヽ( ゜д゜ )ノ