W-ZERO3[es]について雑感

 帰宅して夕飯も終わったところで各所を巡回しておりました。今日はすっかりお祭りになっていますね(^^♪ 私も仕事中でありながら、情報を追いかけるのに夢中でした(^^ゞ
 今回のW-ZERO3[es]は、本当に待ちに待ったというデザインを引っさげて登場してくれたと思います。[es]の読み方は「エス」でいいんでしょうね?「extra smart」の頭文字を取ったようです。私は最初いわゆる心理学での「es」と同じ意味だと思っていました(笑) テンキーとスライドキーボードを組み合わせてしまうというスタイルは、海外でもそう類を見ないでしょう、ケータイ入力が浸透している日本文化と、フルキーボード主流な海外の潮流をマッチさせた、まさに日本発スマートフォンと胸を張って言えるものが出てきたと個人的にも思っています。
 私も手に入れたいと思いますが、今回は今のところ9割がた逝かないでしょうね。1番大きいのは個人的ながら回線増加の防止。先日W-ZERO3を解約してボダコネクトカードを契約したので、これにauを合わせた3回線を今のところは維持したいと思っています。仮に京ぽん2W-SIM対応機であったならば、確実に買い増しでゲットしていたでしょう。それとほとんどの方が残念に思っているであろうBluetoothの搭載見送り。SHARPはザウルス以来どうもBluetoothを敬遠しますね。国内ニーズがそれほど高くないこともあるのでしょうが、やはりさまざまな利便性を考えると搭載して欲しかったですね。もし[es]のスペックにあと1つだけBluetoothが載っていれば、京ぽん2と機種変してもいいと思ったかもしれません。あと液晶の大きさはああいったサイズでもいいと思いますが、横にした時テンキーを搭載したおかげで液晶の位置が右寄りになっていますが、これは実際に使用するとき気にならないのでしょうか?ほとんどのスライドキーボードを持つスマートフォンは液晶が中央にあると思いますので、右に目をやりつつキーボードを入力するという位置関係が、違和感を感じさせるのかどうか、も少々気にはなります。それにUSBホスト機能を盛り込んだことで今後対応周辺機器が登場するようですし、Bluetoothはそちらでカバーすればいいという考えもありますが、それは私は苦手です。私が理想に思っているのはやはり全部入りです。LOOX720を持ち続けるのもその考えが常にありますし、ノートPCにしてもLOOXTシリーズやVAIO TypeTを望むのはそこからの発想です。もちろん機能的に強化されるのですから、あとで繋ぐ方式でも十分ありがたいのですが、ここに至って後付けするのは、特に[es]のようなスタイリッシュなデバイスには似合わないと思います。これらはあくまで私の個人的な考えですので、それによって[es]の出来栄えを否定するつもりはありません。魅力的であるのは十分感じていますし、それだからこそ多くを望んでしまう気持ちも強くなります。
 もちろんZERO3から大幅に改修された箇所もたくさんあります。筐体サイズはもちろんですが、ハード的なキーロックスイッチがあり、スタイラスのイジェクトレバーなどもなかなかニクイ機能です。リセットボタンは今回キーボード面に備えられており、以前のように裏蓋をいちいち開けずにリセットできる。またACアダプタージャックとは別に充電端子が底面にあり、クレードルにも乗せやすくなりました。これは前モデルの短所をよく押さえた上で、細かな修正を加えている証拠でしょう。丁寧で非常に好感の持てる仕事だと思います。
 今後ドコモやボダ(auも?)が投入してくるのは海外製スマートフォンです。[es]は国産デバイスとして、非常に重要な位置にいると思います。海外の流れが入ってきた以後でも、多くのユーザーに受け入れられる存在であって欲しいと思いますし、海外製と切磋琢磨してもらって、さらにすばらしい後継機が生み出され、日本でのスマートフォン文化を担う先駆けであって欲しいと願っています。