というわけで工人舎SR8

 を買いました。Menlowまで待つのも考えたのですが、個人的に世界最小光学ドライブ内蔵モデルといういかにも全部入りな売り文句に抵抗できず、発売日にゲトーとなりました(^^ゞ
 まだ初期状態をバックアップするのに2時間近くかかってしまい(なんか遅い気がします)、あまりお触り(*゚∀゚)=3ハァハァ!!できていないのですが、SH6所有時の感触から比べるとかなりよくなっていると思います。DVDマルチの内蔵はもっとも特筆すべき点ですが、本体キーボード側の底面は全体的にアルミ製になっており、強度と排熱処理効果が上がっているようです。この時期に触るのは正直冷たすぎではありますが(笑)
 今回もブラックモデルを選択し、全体的にブラックカラーで部分的につや消しシルバーでアクセントをつけており、質感は上がっているように思います。重さは約1.1kgということですが、アスコラLOOX+大容量バッテリ+レザーケースな重さと体感的にはそれほど変わらない感じですし、以前SH6に大容量バッテリを載せていた状態で使っていたよりも軽いはずですので、持ち歩きにはそれほど負担を感じないんじゃないかなと思っています。キーボードはSHシリーズを踏襲しているので、お使いの方にはお分かりかと思いますがモバイル機としてここまで打てれば十分というレベルでしょう。
 DVDは少し再生を試してみました、アプリケーションは「WinDVD」が採用されており、通常サイズでの再生はもちろん問題なく、全画面再生でも若干カクカクしてる感じもしますが止まるようなことはありません。バッテリ駆動でも全画面はさすがにオーバーワーク気味ですが、デフォルトの映像サイズでの再生はよい感じで、さほどコマ落ちすることはありません。DVD再生でのバッテリの持ち具合は、2時間ほどのDVDであれば設定しだいでなんとか観終われそうな感じです。
 インターフェイス類は前面にSDスロットとCFスロットがついており、それぞれダミーカードではなくバネ式のシャッターが装備されています。CFスロットは確かに通信カードを使うと出っ張ってきますので使いにくそうです、左右どちらかにある方がいい気もしますがなんでこっちに持ってきたんでしょうね?理由があるとすれば、左右にCFスロットを配するとタブレット状態でCF通信カードを使用するとき、持ち手に対して出っ張りが邪魔になる可能性があるのかな、という気がします。今の位置ですとタブレット時には天頂に来ますので、持ち手に干渉する可能性が低くなる、と判断されたのかもしれません。私は今のところCFカードタイプの通信カードは将来的にも使う予定がありませんので、特に不便さは感じていません。2つあるUSBコネクタは、SH6では1つは露出しておりもう1つはLANコネクタと共にカバーで隠されていましたが、今回2つとも露出していますので使い勝手はよくなっていると思います。
 液晶左右のボタン類もSHシリーズより数は減っていますが、より洗練されています。特に左側のポインタは前ほどでっぱらなくなっているようで、昔のLibrettoのリブポインタに近い感触になっている気がします。スピーカが液晶面に移動してくれたのがいいですね、音量は100%まで上げると大音量とまではいきませんが、このくらいまで音が出れば十分かなという程よい状態かと思います。
 ワンセグはPIXELAのチューナに変更されたことで確かに感度はよくなっているようで、いつもは受信できない部屋でも2局ほどチャンネルを受信することができました。2局程度では実用的と言える状態ではないですが、今まで使ってきた携帯を含めたワンセグ搭載機の中でもできはいい方だと思います。アンテナが内蔵式になったのはかなり嬉しいです。
 リカバリDVDはついていません、今までどおりHDDにイメージを置いて、エマージェンシーCDから起動して初期化するという方法です。エマージェンシーCDのイメージもCドライブに保存されています。またリカバリディスクを作るようなアプリケーションは入っていないようで、せっかくDVDドライブを搭載しているのですからそういった機能を付加しておいてもよかったのではないかと思います。
 あと朗報になるかどうかは分かりませんが、GPS搭載モデルはほぼ確実に出そうです。マニュアルにある付属品一覧に、ワンセグ搭載モデルとGPS搭載モデルと、モデルによってそれぞれ適した外部アンテナが付属する旨の記載がありますし、SR8本体の液晶右上部分にGPS使用時に点灯するであろうランプがすでにあり、またキーボードにもF10キーにFnと組み合わせてGPSをON/OFFするために使うであろうプリントが施されてあります。さらには正面左側のワンセグ用内蔵アンテナ側には、外部アンテナを取り付けるための端子がカバー付きで並んでいますが、右のスタイラス側にも同じように何らかの端子を挿すための端子を隠すカバーがついており、今のところカバーを開けても中には何もありませんが、こちら側にGPSユニットを搭載する予定ではないでしょうか。GPSを搭載するのは現在の構成に対して追加機能となるのか、ワンセグとのトレードオフなのか、現時点では分かりかねますが、GPS搭載を視野に入れていることはまちがいないですね。購入してからそういうのが分かったのはチト悲しいものがあります(笑)
 まだまだ試すことはあるのですが、今気づいたのはこんな感じです。SH6の時もこういうモバイルノートはけっこういいなぁと思っていた上に、今回のモデルはDVDが搭載されましたので、全部入りなσ(^・^)にはすごく楽しいデバイスになっています。DVDがあることで重くなった点も賛否両論でしょうが、私は賛成派で、かつてのCrusoeLOOXが戻ってきてくれたような嬉しさがありますね。かなり楽しく使っていけそうな気がします(^^♪